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游戲音樂 - 運命の塔歌詞

運命の塔LRC歌詞

[ti:薔薇の塔で眠る姫君]
[ar:Sound Horizon]
[al:Marchen]

[00:01.45]傲慢
[00:02.74]
[00:02.77]「薔薇の塔で眠る姫君」
[00:06.40]Lyrics,Composed,Arranged by Revo
[00:08.37]Vocal,Chorus by Sound Horizon
[00:11.08]
[00:11.87]「呪(のろ)いと祝(いわ)いの境界(きょうかい) 乙女(おとめ)が落(お)ちた闇(やみ) 深(ふか)い微睡(まどろ)みの中(なか)」
[00:18.72]
[00:28.48]「薔薇(ばら)の塔(とう) 眠(ねむ)る姫君(ひめぎみ) 君(きみ)は何故(なぜ)、この境界(きょうかい)を越(こ)えてしまったのか。
[00:34.32]さぁ、唄(うた)ってごらん?！?[00:35.51]
[00:35.88]微睡(まどろ)みの森(もり)に踴(おど)る 百(ひゃく)の孤獨(こどく)と
[00:44.02]月影(つきかげ)に蝶(ちょう)は朽(く)ちて 死(し)の夢(ゆめ)を見(み)る
[00:51.77]
[00:52.27]【七の罪科】
[00:54.19]野(の)ばらに抱(だ)かれて 眠(ねむ)る理由(わけ)は……
[01:02.43]
[01:16.77]水浴(みずあ)びた妃<母>(はは)が聴(き)いたのは 身籠(みかご)もり告(つ)げし 蛙(かわず)の聲(こえ)
[01:24.85]
[01:25.01]「お望(のぞ)みの御子(みこ)が、一年(いちねん)経(た)たずに、お生(う)まれになるでしょう」
[01:32.53]
[01:33.09]歓(よろこ)びて父(ちち)が催(もよお)したのは 姫<私>(わたし)の誕生(たんじょう) 祝(いわ)う宴(うたげ)
[01:41.33]黃金(おうごん)の皿(さら)が 一枚(いちまい)足(た)りずに 事件(じけん)は起(お)こってしまった……
[01:49.15]
[01:49.52]【七の罪科】
[01:51.54]戀(こい)も知(し)らずに 死(し)せる処女<おとめ>が
[01:57.62]【七の罪科】
[01:59.49]野(の)ばらに抱かれて 眠(ねむ)る理由(わけ)は……
[02:08.03]
[02:08.55]「おーよくぞ參(まい)った」
[02:09.60]「お招(まね)きいただき光栄(こうえい)ですわ、陛下(へいか)。
[02:12.72] 姫様(ひめさま)へのお祝(いわ)いに、美徳(びとく)をお送(おく)りいたしましょう」
[02:16.03]「私(わたくし)は美貌(びぼう)を！」
[02:17.57]「それでは私(わたし)は富(とみ)」
[02:19.70]「では私(わたし)は…」
[02:20.89]「あぁら！これはこれは皆様(みなさま)お揃(そろ)いで?！?[02:23.90]「おおう！」
[02:24.53]「今宵(こよい)もご機嫌(きげん)麗(うるわ)しいようで、結構(けっこう)ですこと?！?[02:28.45]
[02:28.67]「 全(まった)く、いい面(つら)の皮(かわ)だね??！」
[02:32.15]「失禮(しつれい)な！」
[02:32.66]
[02:32.87]「國中(くにちゅう)に散(ち)らばる、神通力(じんつうりき)を持(も)つ賢女達(げんじょたち)を全(すべ)て、招(まね)いておきながら…
[02:40.61]私(わたし)だけ招(まね)かぬ傲慢(ごうまん)なる王(おう)よ、祝(いわ)いの宴席(えんせき)に呪(のろ)いを添(そ)えてやろう！」
[02:48.63]
[02:48.88]「姫(ひめ)が抱(だ)く運命(うんめい)、僅(わず)か余命(よめい)十五年(じゅうごねん)。
[02:54.19]紡錘<つむ>にされて、床(ゆか)に倒(たお)れて、死(し)ぬがいい！」
[02:59.07]
[02:59.20]「いいえ―」
[02:59.68]
[02:59.81]「《十三人目の賢女》よ。不吉(ふきつ)な言(こと)の葉(は)。退(しりぞ)けよう。
[03:03.49]百年(ひゃくねん)。死(し)んだと見(み)せて、寢臺(しんだい)の上(うえ)、唯(ただ)、眠(ねむ)るだけ！」
[03:10.07]
[03:10.23]「ならば、どちらの力(ちから)が、上回(うわまわ)っているか、嗚呼(ああ)、流(ながれ)る時(とき)のみぞ識(し)る……」
[03:17.78]
[03:17.90]「十五年後(じゅうごねんご)が楽(たの)しみだねぇ、【Aprikose】？」
[03:20.88]「どうかしら？」
[03:21.04]
[03:30.26]朝(あさ)と夜(よる)は繰(くり)り返(かえ)す。
[03:36.49]望(のぞ)もうとも、望(のぞ)まざろうとも。
[03:42.19]光陰(こういん)は矢(や)の如(ごと)く過(す)ぎ去(さ)り、大樹(たいじゅ)にも幾(いく)つかの年輪(ねんりん)を刻(きざ)む。
[03:47.82]齢(よわい)十五(じゅうご)の朝(あさ)を迎(むか)えることとなった、そんな私(わたし)が……
[03:51.42]
[03:51.63]【七の罪科】
[03:53.42]野(の)ばらに抱(だ)かれて 眠(ねむ)る理由(わけ)は……
[04:02.32]
[04:03.25]「どきどきだわ」
[04:04.24]
[04:05.05]燭臺(しょくだい)の揺(ゆ)れる焔(ひかり) 仄昏(ほのぐら)い闇(やみ)を照(て)らす 石壁(いしかべ)の部屋(へや)を廻(まわ)り 古(ふる)い塔(とう)へ上(あ)がる
[04:24.83]狹(せま)い螺旋型<ねじ>の 階段(かいだん)を昇(のぼ)ると 部屋(へや)の中(なか) 獨(ひと)り 老婆(ろうば)が麻(あさ)を紡(つむ)いでいた
[04:40.84]
[04:41.31]「こんにちは、お婆(ば)さん。ここで何(なに)してるの？」
[04:47.82]「糸(いと)を取(と)っておりますのじゃ」
[04:49.82]「じゃあ、それなぁに？面白(おもしろ)そうに、ぐるぐる跳(は)ね回(まわ)っている物(もの)？」
[04:57.45]
[05:03.58]「なるほど、それで君(きみ)は野(の)ばらに抱(いだ)かれた訳(わけ)だね。
[05:08.44]目覚(めざ)めへと至(いた)る、接吻(くちづけ)が欲(ほ)しいのかい？
[05:12.06]だが、殘念(ざんねん)ながら私(わたし)は君(きみ)の王子様(おうじさま)じゃない！
[05:16.48]さあ、もう暫(しば)し。運命(うんめい)の相手(あいて)は、夢(ゆめ)の世界(せかい)で待(ま)つものさ」
[05:21.12]
[05:28.52]僕(ぼく)の理想(りそう)の花嫁(はなよめ)は 何処(どこ)にいるのだろう？
[05:39.47]嗚呼(ああ) 西(にし)も東(ひがし)も 北(きた)も南(みなみ)も 雨(あめ)にも負(ま)けず 風(かぜ)にも負(ま)けず
[05:46.70]捜(さが)したけれど 見(み)つからない……と思(おも)ってた矢先(やさき)に
[05:54.09]素晴(すば)らしい 噂(うわさ)を聞(き)いた――
[05:56.99]
[05:57.37]～野(の)ばらの生垣(いけがき)に 抱(いだ)かれた白亜(はくあ)の城(しろ)
[06:07.07]空(そら)を望(のぞ)む薔薇(ばら)の塔(とう) 眠(ねむ)る美(うつく)しい姫君(ひめぎみ)～
[06:15.64]
[06:15.84]嗚呼(ああ) 唯(ただ) 野(の)ばら姫(ひめ)の伝説<言(い)い伝(つた)え>を 聞(き)いただけで 運命(うんめい) 感(かん)じた
[06:26.53]彼女(かのじょ)こそが きっと僕(ぼく)の 《捜し求めていた女性》<エリス>なのだろう
[06:33.26]ならば どんな困難(こんなん)も 乗(の)り越(こ)えてみせよう！
[06:38.96]
[06:39.16]迷(まよ)いの森(もり)の 霧(きり)が晴(は)れてゆく
[06:44.91]僕(ぼく)を誘(いざな)ってくれるのか？愛(いと)しい姫のもとへ
[06:51.96]棘(とげ)の生垣(いけがき)が 口(くち)を開(あ)けてゆく
[06:57.71]僕(ぼく)を導(むちび)いてくれるのか？愛(いと)しい彼女(かのじょ)のもとへと――
[07:06.70]
[07:07.55]燭臺(しょくだい)の揺(ゆ)れる焔(ひかり)、微睡(まどろ)んだ闇(やみ)を照(て)らす。
[07:14.22]石壁(いしかべ)の部屋(へや)を飛(と)ばし、古(ふる)い塔(とう)へ上(あ)がる。
[07:19.62]狹(せま)い螺旋型<ねじ>の階段(かいだん)を上(のぼ)ると――
[07:26.05]部屋(へや)の中(なか)、獨(ひと)り、乙女(おとめ)が橫臥(よこがわ)っていた……。
[07:32.56]
[07:33.15]「さぁ、姫(ひめ)よ。心(こころ)の準備(じゅんび)はよろしいかな？」
[07:36.50]「いただきます」
[07:37.33]「復讐劇(ふくしゅうげき)の始(はじ)まりだ！」
[07:38.83]
[07:39.26](予定調和な王子の接吻で姫が目覚めると、)
[07:43.84](役割を終えた野ばらは、立ち所に立ち枯れて朽ち果て、)
[07:48.99](長過ぎる午睡を貪っていた城の愉快な面々も、)
[07:53.59](何事も無かったかのように、彼等の愉快な日常を再開した。)
[07:57.86]
[07:58.16]【七の罪科】
[07:59.73]気高(けだか)き王女(おうじょ)を呪(のろ)うなんて
[08:04.67]【七の罪科】
[08:06.19]傲慢(ごうまん)なのはお前(まえ)の方(ほう)よ
[08:12.84]
[08:13.24]「誰(だれ)ぞ！AlteRoseを捕(と)らえよ！」
[08:15.36]「もう二度(にど)とこの國(くに)の土(つち)を踏(ふ)めぬものと思(おも)え！」
[08:18.19]「野(の)ばら姫(ひめ)よ！忘(わす)れるな、置(お)き土産(みやげ)にもう一(ひと)つ呪(のろ)いをくれてやろう！」
[08:24.20]
[08:28.25](――そして彼女は、生まれた姫を森に捨てることとなる……。)
[08:35.82]
[08:43.18]「アレハ転(コロ)ンデモ、タダジャ起(オ)キナイ女(オンナ)ネ」
[08:47.74]「ご婦人方(ふじんかた)の矜持(きんじ)を傷付(きずつ)けると、恐(おそ)ろしいことになるんだね?！?[08:52.57]「アラァ、當然(トウゼン)ヨ！」
[08:54.38]
[08:58.92]終わり