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熊木杏里 - 長い話歌詞

長い話LRC歌詞

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[00:02.30]熊木杏里
[00:07.37]長い話
[00:15.04]十七歳のごろは
[00:18.52]はやりにみをあずけて
[00:21.82]クラブや朝帰りも親の知らないこと
[00:28.96]いつも家に帰ると
[00:31.94]母が泣きながら
[00:35.53]そんなに家が嫌いかと
[00:38.64]裏返った聲で言った
[00:42.10]元の一番
[00:45.98]最後のページに書いた
[00:49.50]將來の夢も
[00:52.41]あさかなものでした
[01:01.46]十八になったごろは
[01:04.43]戀に戀をして
[01:07.75]飯事のような暮らしに
[01:11.60]うむぼれていた
[01:14.65]二つ年上の彼は
[01:18.19]口癖のように
[01:21.42]そんなに家族が好きかと
[01:24.84]わからないことを言った
[01:28.38]財布の中身と終電がをあっても
[01:35.15]引きとめてくる
[01:38.76]彼が好きで別れた
[01:47.27]十九歳のごろは
[01:50.58]自分を知ることと
[01:54.05]夢を結んでくれた歌に出會った
[02:00.82]父は嬉しそうだった
[02:04.26]ギタで歌ってた
[02:07.72]それまでにない家族が
[02:11.04]うえたような気がした
[02:14.47]サンドの飯より
[02:18.25]好きか聞かれて
[02:21.48]畫家を目指したことは
[02:25.02]お蔵入りになった
[02:40.77]二十歳になったごろは
[02:44.20]やけに悲観的で
[02:47.25]それがいいことだと
[02:50.63]勘違いをした
[02:54.33]歌うことがそれほど
[02:57.86]大事じゃなく思えた
[03:00.87]何を言ってみても
[03:04.53]薄っぺらでいやだった
[03:08.21]ぶつかるまえに
[03:11.52]人を遠ざけてた
[03:15.15]噓で始めたい顔が
[03:18.00]いつの間にか染み付いた
[03:27.08]二十一になったごろは
[03:30.47]人が悲しかった
[03:33.43]どこで覚えてきたのか
[03:36.79]やり過ごし方をした
[03:40.41]それも涙が出る
[03:44.06]自分が好きだった
[03:47.22]右手で吹かしている
[03:50.52]タバコは消せなかった
[03:54.43]黒い服ばかり
[03:57.93]好んできてた
[04:01.40]誰のようにも
[04:04.68]なりたくなかった
[04:25.13]二十二になってみても
[04:28.73]それほど変わることはなく
[04:31.75]ひとつ変わったことと言えば
[04:35.55]タバコをやめた
[04:38.84]強く思うことは
[04:42.44]とても難しくて
[04:45.62]今もまだ自分を
[04:48.91]信じきれずにいる
[04:52.83]なぜ生きているの
[04:56.12]なぜ生きて行くの
[04:59.69]なにもないから
[05:03.08]なにかになりたい
[05:08.22]